中○大学タップダンスサークルFr○ihe○t
老害は昔話をしたがるし、
昔話はいいねがたくさんもらえるらしい
標題の件、
タップシューズの話
生まれた時から親の影響でドリカムは子守唄のように聴いていたが、
最近また狂ったように聴いている。
「ドリカムアレルギー」という言葉があって、
ドリカムのポジティブな歌詞を受け付けられない人が一定人数いるらしい。
「何度でも」とか「その先へ」とか、まぁそれはわからんでもないしそこらへんの曲は自分も全然興味ないんだけど、隠れた名曲はひでぇ内容の歌詞をしてたまらんものがある。
「LAT43°n」「週に一度の恋人」「さよならを待ってる」・・ここらへんは全然前向きじゃないので傷心に塩塗りたい人にはオススメ。
みたいな感じでネットをウロウロしていたらドリカムの男の方(中村正人)のブログを発見し、長年愛用のベースについて紹介してたので、自分もそういうのやりたくなった。寝れないし
①黒スエードソダンサ
最初から全部話すとめちゃくちゃ長くなりそうだから適当に。その頃タップシューズはカペジオ系統のシューズが大体の利用者を、特に学生では占めててカペジオの5000〜1万くらいの初期靴を買い、タップに慣れてきたらK360という5万くらいの高めの本命シューズに乗り換えるのが主流だったけど確か2014年くらいに原宿のダンコレっていう店がハートの刺繍が入ったsodancaっていうメーカーのシューズを日本で取り扱い始めて、その後1、2年後くらいにベースメントもsodanca取り扱い初めて一気に履く人が増えたように思う。
そんな自分は大学2年くらいの時から安達雄基さんにタップを習い初めて、そこで初めて会った雄基さんが履いてたシューズが黒スエードのsodancaですんごい衝撃受けたのを覚えている。
「えっ、タップシューズにスエードってありなの?ハート可愛い。しかもこの人めっちゃタップうめえ」
そんなシューズに憧れて初めてダンコレ行って全く同じ黒スエードを注文。
当時タップラバーズのシューズは前述の通り黒の皮シューズが基本で、うまくもないのにオーダーメイドの靴なんて恐れ多い、みたいなのが暗黙のルール的にあって(実際当時オーダーメイド履いてたのはめちゃくちゃうまいヤタさんだったし)自分は大衆勢でオーダーメイドシューズを履いてサークルに参戦した数少ない一人だった。
ちなみに親愛なる同期のクハラ君からは「スエードってゴミみたいだね」って言われた。
あいつは俺の中で何度でも死んでくれ。
②白ソダンサ
こいつは今でも履いている、一番履きやすいヤツ。
自分もK360は黒スエードの前に履いていたけどsodancaはKに比べて軽く、ヒールが低いので通常靴に近い感じで踏める点がすごく好き。
あとやたらとボールが高く鳴るのもポイント高い。
買ったのは大学3年の夏くらいだったか、自分に空前の海外タップダンサーブームが巻き起こり「LeeHow」「ジュマーネ」「JasonJanas」にクソみたいにハマっていて、スキニーパンツに白シューズでヌルヌル踊りたい意欲がアホみたいにあった。
こうして大衆身分の自分は黒スエードの購入から1年も経たずに白シューズというこれまたサークルでは当時異端だった色のシューズを利用することになる。
(しかしそんなスパンでオーダーシューズを2足も買う金がどこにあったのか、自分でもわからない)
この辺りからサークルのシューズ事情に変化があって、同期を中心にシューズをオーダーする奴がホイホイ出てきた。
当時幹事長のルンルンはスク水みたいな色のKを注文し、けいすけは黄緑、茶谷も白シューズを購入し、クハラに至っては銀と謎柄の組み合わせ。
そんな先輩をみて、後輩も自分の欲望に任せた色のシューズをオーダーするように。
みんな謙虚に黒シューズ履こうぜ。
③金ブーツ
異端of異端児。黒シューズを履く謙虚さなど自分には今更微塵もなかった。
ブーツは昔から憧れてたけど、流石に値が貼るので学生には無理だったが、社会人をきっかけにボーナスで購入。社会人の圧倒的パワーを感じた。
金の影響はこの時ハマっていたオマーの影響。あとアイヨ。
このシューズにはイキりポイントがもう1つあってタップスを通常LサイズからLLサイズに変更・はみ出し加工をしているのでタップス同志のカチカチ音がやりやすい。
これもスーパー若手タップダンサー達が技を開拓してたけど、この加工のおかげで踏みにくい。ただでさえブーツで踏みにくいのに。
あとこのシューズをぶら下げてサングラスで登場すると初対面の後輩なんかは絶対に避けたい先輩像が完成する。
いろんな人から賞賛と皮肉にポラライズされたレンジでお褒めの言葉をいただきコミュニケーションに難をもたらすシューズ。
いまだに履きこなせてない。
前述2足は結構ボロボロで新しいもう一足を買う日も遠くない気がしてるけど。
以上愛機紹介でした。